2001年 初春

no.33

花の小鳥
2001.2.27
母親の胸のぬくもりから飛び出す、ピカピカの1年生、ランドセルにサヨナラしての中学生、将来の夢や、今の自分に揺れ動く高校生、親元を離れて1人暮らしを始めようとする大学生や、社会人。 この季節、飛び立とうとする小鳥たちに、親鳥の想いはただ1つ、 どうか、元気でがんばって!  そして飛び疲れた時は、羽を休めにかえっておいで!

no.34

ムスカリ
2001.3.8
枯れかけた細長い葉、いつ咲くのかと思っていたら、ツクシのように次々と頭をだした。みるみるのびて、かわいい釣鐘に似た花を、いっぱい咲かせた。寒い時期、土の中で、力を蓄えていたのだろう。本当に大切なものは、目にはみえないという。

no.35

シンビジュウム
2001.3.9
人も花も、選び様のない定めがある。 菜の花は、どう頑張っても蘭になれない。でも、蘭だから、すべて幸せかといえばそうとも言えない。蘭は、軽やかに咲く菜の花になりたいと思っているかもしれない。

no.36

春の色
2001.3.13
菜の花は、春の色。花の向こうに、故郷がみえる。みえる人の数だけ、ふるさとがある。


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